カフェイン入りアルコール飲料は有害…米で警告

カフェイン入りアルコール飲料は健康を害するとして、米食品医薬品局(FDA)は、製造している米4社に対して、「商品は違法」とする警告文を送付した。

 フルーツ風味の人気商品の場合、1缶あたりビール5缶分のアルコールとコーヒー1杯分のカフェインを含むという。大学生が急性アルコール中毒で病院に運ばれたり、交通事故に巻き込まれたりするケースが頻発しており、「殺人カクテル」とも呼ばれている。

 FDAは「カフェインは、自分がどのぐらい酔っているか判断する感覚を鈍らせる」と指摘した。

 製造元の1社は、カフェインの添加をやめる方針を発表したものの、「カフェインとアルコールの組み合わせは安全と考える。アイリッシュコーヒーやラム酒のコーラ割りはどうなのか」と反論している

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