2024年の合計特殊出生率は1.15、過去最低を大幅更新

日本総研の記事によると、

出生数の変化を要因分解すると、2024年の特徴は、有配偶率と有配偶出生率の2要因が、2020年よりも強く出生数を下押ししたこと。コロナ禍で婚姻数が大幅減少した余波で有配偶率要因の下押しが強まることは当然であるが、有配偶出生率要因も下押しの影響を強めている点は要注意。たとえ婚姻数の減少を止めても、夫婦が持つ子どもの数の減少(有配偶出生率の低下)を改善できなければ、今後も出生率・出生数の低下に歯止めはかからず。