奇蹟

うちでは年に数人、奇蹟じゃないかと思われることが生じます。
その代表例が昨年48歳の方が双子を妊娠され二人とも同じ体重2800g、母子ともに健康で産まれました。
治療は大変だったですが産む少し前まで来院され良い経験が出来たと思います。
こういった条件が生まれる背景には、
本人が純粋である。
信仰心がある。
健康である。
薬を長期的に飲んでいない。

もう一人44歳で自然妊娠された方も同じでした。

という条件があります。
私は初診の時にもう解っていました。

不妊治療における年齢別の出産率と流産率日本産婦人科学会作成のグラフを見ると解っているように40歳で8%、43歳で2%、45歳で1%です。

48歳で双子を産むということの難しさを解って頂けると思います。それも母子ともに健康だということが奇蹟なんですね。
体重も同じで生まれるなんて言うのはありえない。普通40歳くらいになればどちらかが大きくなり(胎盤の勢力範囲)小さい方が障害が出やすくなるというリスクがあります。

高齢で母子ともに健康で生まれるのは非常に難しいんです。

私はいつも皆様が健康な子供が授かるように奇蹟が起こるように祈っています。

この文を読まれた方は徳が有る証拠です。

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