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不妊、不育症をツボの力で治します。

このサイトは主に不妊症や不育症について書かれています。少しでも不妊症、不育症に悩む方々にヒントになれば幸いです。

この度の新型ウイルス感染症(COVID-19)でお亡くなりになった方々、そのご家族、関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。感染された方々がご快癒され、1日も早く収束することをお祈りしています。

予約は電話で御願いしています。
◯初診は当分の間、不妊、不育症の方に限らせて頂きます。
 お子様は午前の予約のみ受け付けます。

TEL 086-427-9680

〒710‐0047 岡山県倉敷市大島503‐1‐101
営業時間 午前 9〜12時 午後 3〜5時30分
休日 水、木、日曜日
院長 今井 義信
(社)日本鍼灸師会会員 (社)岡山県鍼灸師会会員
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治療費は
初診5000円、次回からは4000円。になります。

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妊娠の成立に腸内細菌叢が影響する可能性が示唆される。

CNET Japanの記事によると、

HORACグランフロント大阪クリニック、京都府立医科大学、関西医科大学、摂南大学、太陽化学株式会社による研究グループは、不妊治療患者と健常な女性の腸内細菌叢を比較し、腸内細菌叢の不妊への影響を検討しました。また、不妊治療患者を対象にグアーガム分解物(Partially Hydrolyzed Guar Gum:以下PHGG)の摂取試験を実施しました。

 不妊治療技術の進歩にも関わらず、現在、世界中で約8〜12%もの方が不妊に悩んでいます。近年、膣や子宮の細菌叢が不妊に影響を及ぼすことが示されていますが、腸内細菌叢と不妊の関係についてはほとんど明らかになっていません。そこで、HORACグランフロント大阪クリニック、京都府立医科大学、関西医科大学、摂南大学、太陽化学株式会社による研究グループは、不妊治療患者と健常な女性の腸内細菌叢を比較し、腸内細菌叢の不妊への影響を検討しました。また、不妊治療患者を対象にグアーガム分解物(Partially Hydrolyzed Guar Gum:以下PHGG)の摂取試験を実施しました。その結果、健常な女性と不妊治療患者では腸内細菌叢に違いがみられ、腸内細菌叢が不妊に何らかの影響を及ぼす可能性が示されました。また、PHGG摂取により不妊治療患者の腸内細菌叢が改善され、不妊治療に関与する可能性が示されました。以下に結果の一部を示します。

◯健常な女性18名と不妊治療患者18名の腸内細菌叢を比較すると、不妊治療患者の方が腸内細菌叢の多様性が高く、Verrucomicrobia門の菌の比率が高い傾向がみられました。

◯不妊治療患者12名にPHGGを10g/日、4週間摂取していただきました。そのうち7名が妊娠に成功し、妊娠率は58.3%でした。本試験の被験者と同年代(37歳)の不妊治療患者の妊娠率は36.2%と報告されており、PHGGの摂取が妊娠率向上に関与する可能性が示されました。

◯妊娠が成立した患者(妊娠患者)と成立しなかった患者(非妊娠患者)の腸内細菌叢を比較すると、妊娠患者はPHGG摂取前からBifidobacteriumの比率が高く、PHGG摂取2週間後、4週間後にBifidobacteriumの比率がさらに上昇する一方で、非妊娠患者ではPHGG摂取前はParaprevotellaとBlautiaの比率が高く、PHGG摂取後にBacteroidesの比率が上昇するなどの違いがみられました。妊娠の成立に腸内細菌叢が影響する可能性が示唆されました。

 以上のように、腸内細菌叢の不妊への影響、またPHGGの不妊治療への有効性が示唆されましたが、今後、メカニズムの検討も含め、さらなる大規模な臨床試験による検証が必要となります。

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私がいつも言っています、腸が詰まっているという状態は便秘ではなく、これなんです。。

精子形成に必要な栄養素群を解明

 横浜市立大学大学院生命医科学研究科 創薬再生科学 小川毅彦教授らの研究グループは、理化学研究所生命医科学研究センター 有田 誠チームリーダー(横浜市立大学大学院生命医科学研究科 客員教授、慶應義塾大学薬学部 教授)、東京大学薬学部 青木淳賢教授、扶桑薬品工業株式会社 八尾竜馬上席研究員の各研究グループとの共同研究により、精子形成に必要な栄養素・物質群を網羅的に解析し、その全容を解明しました。今回の発見は、男性不妊症の病態解明や治療法開発への展開が期待されます。
本研究は、『The FASEB Journal』に掲載されました。

研究成果のポイント
○ 精子形成の開始と維持には脂質、特にリゾリン脂質*1が重要
○ 脂質の酸化を抑える抗酸化物質としてビタミンE、ビタミンC、グルタチオンが有効

研究の背景
 子供を望む夫婦にとって、男性不妊症は重大な問題のひとつです。その主たる原因は、精子形成障害という精子が作られにくい精巣内の状態にありますが、治療法は限られ、その効果も不十分です。精子形成は、精子幹細胞が精子になるまでに、マウスでは35日間、ヒトでは74日間という長期間を要します。ホルモン濃度、温度(陰嚢内)、酸化ストレス等、精子形成は様々な体内環境要因に影響されます。また、膨大な数の精子を造るには十分な栄養が必要ですが、どの栄養素が必要で、それらがどう機能しているかの詳細は分かっていません。
 小川教授らは、マウス精巣を用いた組織培養法により、体外で精子形成を再現することに世界で初めて成功し、2011年に発表しています。
(Nature. 2011 Mar 24;471 (7339):504-7. doi: 10.1038/nature09850.)
 今回の研究では、この方法を用いてマウスの精巣組織片を培養し、培養液中に様々な栄養素、ビタミン、ホルモン等を加えて精子形成効率を検討しました。

研究の内容
 従来の組織培養液には市販の血清代替物を用いており、未知の物質も多く含まれていました。そこで研究チームは化学組成の明らかな培養液を独自に作製し、実験を繰り返しました。その過程で、従来の組織培養法で用いていた血清代替物に特異的に含まれる物質をメタボローム解析の手法を用いて探索したところ、ビタミンEが浮かび上がってきました。
 培養実験を実施すると、ビタミンEだけでは効果は乏しいものの、ビタミンCとグルタチオンを一緒に加えると精子形成が顕著に亢進することを見出しました。さらに、血清代替物には脂質が豊富に含まれていることから、それらの脂質を網羅的に解析するリピドミクス解析(理研・有田チームリーダー)を行い、さらにリゾリン脂質に特化したリピドミクス解析(東北大学・青木教授(現・東京大学))を行って重要な脂質種を絞り込みました。リゾフォスファチジルコリン(LPC)やリゾフォスファチジル酸(LPA)等のリゾリン脂質を培養液に添加すると精子形成効率の向上が確認できました。最終的には、(表1)の物質群を調合した培養液で精子形成を効率よく誘導できることが確認され、精子形成に必要な栄養素・物質群をすべて明らかにしました。

今後の展開
 精子形成に必要な栄養素の全容は分かりましたが、それらのバランスについては更なる研究が必要です。また、今回の実験はマウスを用いたものですが、他の動物、特にヒトにおいての研究に発展させることが期待されます。

*1 リゾリン脂質:
細胞膜を構成するリン脂質は2本のアシル基(脂肪酸)をもっているが、それが1本なのが、リゾリン脂質。血液中に存在するリン脂質からホスホリパーゼの作用によって産生される。