高脂肪摂取で精液の質が低下,低脂肪に比べ精子数43%減

男性の不妊症の原因は全般的にほとんど解明されておらず,食事摂取による生殖機能への影響についても明らかにされていないとして,米マサチューセッツ総合病院産科婦人科のJill A. Attaman氏らは不妊治療センターを受診した男性を対象にパイロット研究を実施,食事による摂取脂肪と精子の質の関連について検討した。その結果,低脂肪摂取者に比べて高脂肪摂取者では精子数が43%の減少を示すなど,精液の質が低下していたことが分かったという。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22416013

プラズマで悪性卵巣がん細胞死滅

特殊な装置で発生させたプラズマを卵巣がんの細胞に照射し、正常な細胞を傷つけずに悪性細胞だけを狙って死滅させることに、名古屋大の吉川史隆教授(産婦人科学)らの研究グループが成功し、19日発表した。

 吉川教授は「手術、放射線治療、抗がん剤が現在のがん治療の柱だが、プラズマが第4の柱になる可能性がある。卵巣がん以外のがんにも効果が期待できる」と話している。成果は米科学誌アプライド・フィジックス・レターズに掲載された。

 プラズマは通常、大気中で発生させると高温になるが、グループは大気中でも低温のプラズマを発生させる装置を開発した。

休眠卵子育て不妊治療

 卵巣の中にあり、卵子のもとになる細胞「原始卵胞」を活性化させ、発育した卵子を体外受精して妊娠を目指す新しい不妊治療を、聖マリアンナ医大(川崎市)が臨床研究として開始したことが15日、分かった。

 40歳未満で卵巣の萎縮が進み、卵胞が育たずに消えてしまう「早発閉経」の患者が当面の対象だが、従来の不妊治療が成功しない女性にも妊娠、出産の機会が広がる可能性がある。早発閉経は女性の約1%に発症、国内の患者は約10万人とみられる。

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ツボ刺激でこれに良く似たことが出来ています。