オクラは食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含み、栄養価が高い。抗ガン作用、美容、疲労回復、健康維持に効果的とされている。100グラムあたりに含まれる栄養素は、1日に必要な摂取栄養量のうち20%を占めるといわれる。
しかしながら、産業研究所(ナイジェリア・ラゴス)のOchuko Erikainure博士は、男性に対して、オクラが男性の生殖機能を低下させ、不妊を引き起こす要因になると注意を促す。
オクラはアフリカなど熱帯地方が原産であり、暑さや乾燥に強い。一方、ワタには有毒な色素「ゴシポール(炭素、酸素水素のみからなる有機化合物)」が含まれる。ゴシポールは油溶性の天然ポリフェノール(酸化防止剤)であり、精子におけるエネルギー代謝や精子生産に必要とされる酵素を阻止する作用がある。
Erikainure博士は、ゴシポールにより、男性の精子生産や精子形成は抑制され、精子数の減少、生殖機能の低下を引き起こし、男性不妊の要因に成り得ると説明する。オクラの殺精子作用を利用して、男性避妊具として用いる地域もあるという。
http://dailypost.ng/2017/07/30/how-okro-affects-sex-causes-infertility-expert/
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