妊娠と健康

ある患者さんを診ていてとても勉強になっています。

この人の場合、ホルモンバランスの乱れは虚弱体質から来ていると思っていましたが、どうも違うようです。
何か遺伝的要因があるようなのです。
数ヶ月治療してみて、体調は良くなったが、肝心のホルモンバランスが良くならない。
この人の場合、ベストの体調に持って行っても自然妊娠は無理なようです。
なので薬に頼らないといけない。薬を使い無理やり持って行くと副作用が酷いことになります。
薬だけでは良い卵胞が取れなかったのですが、鍼灸や食事を気をつけるようになり良い卵胞が出来るようになりました。
しかし、卵は良いのが取れていても妊娠に到るかというとまた別の問題が出てきます。
精子の問題があるからです。精子の研究はこれからでまだ殆ど分かっていないのが現状です。
なのでIVFや顕微受精でも妊娠率は50%に満たないのです。

私が精子が悪いのでは?といっても信用してくれません。この50%の科学の現状の方を信用しているのです。

といっても鍼灸でうまく行った方は私を信用してくれています。
現状としましては奥様を治療していくしかないようです。実に歯がゆいです。思いどおりの治療が出来ていません。

時がたって、科学が進歩し精子が解き明かされたら飛躍的に妊娠率はアップするでしょう。
私はいま、思っているのは90%までいけるのではないでしょうか?
はたして10年後は何%になっているでしょう?

精子のもと、動き解明=男性不妊治療などに期待?京大

精子のもととなる細胞(未分化型精原細胞)が、マウスの精巣内でどのように動いているか、吉田松生京都大大学院助教(生殖細胞学)らの研究グループが突き止めた。分化をコントロールする物質が見つかれば、無精子症など男性不妊の研究につながることが期待される。研究成果は7日、米科学誌サイエンス電子版に発表された。
 研究グループは、未分化型精原細胞を光らせ、マウスの精巣内での動きを、カメラを取り付けた顕微鏡で観察。画像をつなぎ合わせて映像化した結果、精原細胞が血管に近い部分に集中し、分化に伴って精巣内に広がることが分かった。

「ジアセチル」で閉塞性細気管支炎

【ワシントン】米国で電子レンジ用ポップコーンを毎日食べ続けた男性が、重い肺の病気「閉塞(へいそく)性細気管支炎」(BO)にかかっていたことが専門医の調査で4日わかった。

 男性はバター風味の香料「ジアセチル」を吸い込んでいるとみられ、報告を受けた米食品医薬品局(FDA)が安全性について検討に入る一方、米香料抽出物製造者協会は同日、ポップコーンへのジアセチル含有量をできるだけ減らすよう、加盟企業に通知した。

 ジアセチルは日本でも広く使われている。欧米で食品や香料の工場からBOの患者が出たのを受け、厚生労働省が国内業界について情報収集を始めているが、消費者の発病が明らかになったのは初めて。

 今回の事例は、肺の病気の治療で全米一とされる国立ユダヤ医学研究センターの専門医がFDAに報告した。患者は男性で、バター風味の電子レンジ用ポップコーンを毎日数袋、数年間にわたって食べ続けていたが、せきや息切れなどの症状が次第に悪化。検査の結果、BOと分かった。

 食品や香料の工場ではかねて、BO患者の報告が相次いでおり、製品を加熱する過程で蒸発したジアセチルを吸い込んだことが原因とみられている。今回の男性患者の自宅で調理中の空気を調べた結果、ポップコーン工場と同水準のジアセチルが検出された。
(2007年9月5日14時50分 読売新聞)