お勧めTVシリーズ

もう随分前の放送です。

子どもがほしい 第1回 高齢出産 新たな可能
抜粋
あと何年妊娠が可能かどうかを調べる検査で、実際には35歳なのに、体は50歳と指摘された女性と、実年齢が41歳の女性が、卵子の提供を受けたり、研究段階にある体外受精法により妊娠を望む。そのほか、番組放送当時、世界で最も高齢で出産をした66歳のルーマニア人も取材する。

◎海外で卵子提供を受ける
妊娠は難しいと宣告された35歳のキャロルには、1年半前に体外受精で授かった娘がいる。兄弟姉妹を作ってあげたいと二人目の妊娠を望む。自然妊娠が難しいので、卵子を提供してくれるロシアの女性をネットで見つける。イギリス国内では卵子を買うことは禁止されているが海外で体外受精をすることを禁じてはいない。

◎体外受精の新しい治療法
41歳のスザンナは、ビジネスウーマンとして各国を飛び回っていた。子どもを持ちたいと思うパートナーにもめぐり合わず、妊娠を先送りにしてきたが最近、結婚。子どもを産みたい思ったものの、彼女の卵子は数が減少し、質も低下。通常の体外受精では妊娠できないと、研究段階の最新治療を受けることにした。高齢の女性は卵子の外側の層が厚くなっていて、着床しにくいとされているので、医師はレーザーを使って卵子をやわらかくすることにした。紆余曲折の末、妊娠。

原題: A Child Against All Odds/Cheating Time
制作: BBC(イギリス) 2006年

子どもがほしい 第2回 男性不妊治療の突破口
抜粋
精子の異常によって、通常の体外受精では子どもを持つことが困難なケースに対して行われる「顕微授精」という治療法を紹介。「顕微授精」では、細い針を使って精子を直接、卵子に注入して受精させる。番組では、遺伝病や抗がん剤治療によって不妊症となった二人の男性と妻を取材。

◎遺伝病を持つトム
イギリスでは多い先天性の嚢胞性線維症{のうほうせい せんいしょう}のため、トムは精液に精子が存在しない。手術により、2つだけ動いている精子を採取し妻の卵子と体外受精。精子の状態が悪いために、顕微鏡上で精子を活発化させてから卵子と受精させた。2つの受精卵が子宮に戻され、現在、妊娠5ヶ月。

◎ガンを患い不妊症に悩むウェイン
15 年前の事故で車椅子生活になったウェインは、11ヶ月前に、がんと診断され、抗がん剤治療を8クール受けた。抗がん剤治療を受ける前に、精子を凍結。しかし進行がんだったので、凍結されていた精子の状態は非常に悪く、通常の体外受精では受精できないとされる。顕微授精に踏み切ることを決意。

原題: A Child Against All Odds/Make Me a Dad
制作: BBC(イギリス) 2006年

子どもがほしい 第3回 体外受精 限界への挑戦
抜粋
番組では、2組のカップルが、現在、議論となっている体外受精法を試す。最新の治療法を紹介するだけではなく、母体に及ぶ危険性を伝えることで、「体外受精は何回まで認められるべきか」、「不妊治療はどこまで続けるべきか」という問題もつきつける。

◎受精卵から細胞を取り出してスクリーニング
9 年間にわたって不妊治療を続けているディーは、前回の体外受精では妊娠したが、7週で流産。夫のティムとともに最新の体外受精法(Preimplantation Genetic Screening)を試みる。この治療では、受精卵から一つの細胞を取り出し、細胞核に異常が起こっていないかを調べる。この段階で細胞に染色体異常が見つかると流産の可能性が高いと言われているが、生殖医療関係者の間ではこの治療に反対している人たちも多い。「取り出した細胞が、受精卵すべての状態を表しているのか」と懸念する声もある。

◎免疫システムが受精卵の着床を妨げるという説
6年間で7回、体外受精を行ったが成功しなかった夫妻が、イギリスで生殖医療の専門医の下で極めて新しい治療を受ける。彼は、「免疫システムの問題が受精卵の着床を妨げる大きな要因である」という説を唱えているが、この説に異議を唱える専門家は多い。タラニシ博士は彼女に様々な種類の血液検査を行い、ステロイドを含むいくつかの薬を処方した。そのほか、血液中のたんぱく質の増強も行った。2回目の治療で妊娠。

原題: A Child Against All Odds/Whatever It Takes
制作: BBC(イギリス) 2006年

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これを観ていて何度も涙を流しました。
残念ながらHDDに保存されてなく惜しい事をしました。

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