受精卵は暗闇が好き

太陽や蛍光灯の光を哺乳類の受精卵に当てると、発育が阻害されて流産などが起きる恐れがあるとの研究結果を、県立広島大の堀内俊孝教授(動物生殖細胞工学)とハワイ大の研究グループが米科学アカデミー紀要(電子版)に14日発表した。

 これまで受精卵の発育に光はほとんど影響しないと考えられてきた。堀内教授は「体外受精を手掛ける不妊治療クリニックでの照明に注意が必要だ」と警告している。

 堀内教授らは、マウスの受精卵にさまざまな光を照射し、子宮内に戻して発育を比較。暗い場所に置いた受精卵は3分の2が胎児に成長したが、太陽光を数秒当てると4分の3が正常に育たなくなり、多くが胎盤に吸収された。

 蛍光灯でも同様の悪影響がみられ、紫外線など短波長の成分が多い照明で影響が大きかった。堀内教授は「光が受精卵にダメージを与え、細胞死を起きやすくしたのではないか」とみている。

男性不妊

多いですね!男性不妊!

うちに夫婦同伴でこられてる方は2組しかいらっしゃらない。
どうも男性側に意識の低下が目立ちます。病院で良い精子を選別するから安心しているのかな?
それとも責任を奥様に押し付けてる?それではうまくいかないのだ!
精子はDNAだけではなくRNAも渡す役割があるのだ。
こういった情報は病院側に欠如している。といっても何か病院で策はあるのか?ということなのである。

しかし、東洋医学なら精子を強化できる、実際、旦那様を治療するのとしないのとでは随分妊娠確率に差があるのは明らかなのである。

奥様を完璧に近く治療しても治療効果は50%なのである。実に歯がゆいです。

岡山県不妊相談センターが初の出張相談

 医師、助産師らが不妊治療などの相談に無料で応じる「県不妊専門相談センター」(岡山市鹿田町)は8月から初めて出張相談を始める。2004年5月の開設以降、相談が年々増える一方、岡山、倉敷市外から「行きたいけれど遠い」との声が多く寄せられていることに対応した。

 19日に津山市大田のグリーンヒルズ津山、9月2日に井原市上出部町の市保健センターに出張相談窓口を設ける(いずれも午後1時―4時)。予約不要。このほか、本年度中に2回開く。

 同センターへの相談(延べ件数)は04年度515件だったが、05年度545件、06年度661件と増加。本年度も4―6月で261件と前年同期(同144件)の1・8倍に上っている。内容は不妊や流産を繰り返す不育症の検査・治療法や女性特有の病気など。

 同センターは毎週水、金曜が午後1時―5時、第1土、日曜、第3木曜が午前10時―午後3時(いずれも要予約)に来所での相談に応じており、Eメールfunin@cc.okayama-u.ac.jpは24時間受け付けている。匿名可。問い合わせは086―235―6542