体外受精や代理出産の是非、厚労省が意識調査へ

朝日新聞によると
 体外受精や代理出産に関する意識を探るため、厚生労働省は国民や産婦人科医ら計8400人を対象にした調査を実施する。タレントの向井亜紀さんの米国での代理出産をめぐる裁判などをきっかけに生殖補助医療への関心が高まっていることから、今後の議論に役立てるのが狙いだ。体外受精などで生まれた子どもの心身の健康調査に関する研究と合わせ、不妊治療の実態や意識の把握に本格的に乗り出す。

 意識調査は、無作為に抽出した一般の国民5000人、不妊治療を受けている患者2000人、産婦人科と小児科の医師1400人が対象。3月末までに結果をまとめる。

 国民と患者には、体外受精や代理出産など不妊治療の技術に関する知識や、子どもを望んでいるのに恵まれない場合、自らこうした技術を利用するか、社会的に認めるべきかどうかといった意識を聞く。昨秋、長野県の50代後半の女性が「孫」を代理出産していたことが明らかになったケースも踏まえ、代理出産を認めるなら、姉妹か、母か、第三者も含めてよいのかなども尋ねる。

 医師に対しては、どんな不妊治療をしているのかなど、現状と意識を調べる。米国やフランスなど海外の法整備や判例も現地調査する。

 一方、生殖補助医療で生まれた子どもの心身への影響については、国内に十分なデータがない。このため新年度から、公募に応じた研究チームが、誕生から小学6年生まで2000人以上を追跡する調査研究を行う。この研究では、対象者の選定や保護者からの同意取り付けの方法、調査項目、データの管理・分析方法などを検討する。

保存精子、本人死後は廃棄…産婦人科学会が決定

読売新聞によると

 日本産科婦人科学会(理事長・武谷雄二東京大教授)は、24日の理事会で、生殖補助医療に用いる、凍結保存した精子について、「保存期間は、提供者本人が生きている間」に限るとし、死亡した場合には廃棄することを決めた。

 4月の総会で、会告(指針)として正式決定する。

 会告案によると、凍結保存した精子を体外受精や人工授精で使う場合には、提供者本人の生存と意思を確認する。本人から廃棄の意思が表明されるか、本人が死亡した場合には、保存精子を廃棄するとした。

 一方、この日の理事会は、医療技術の進歩で可能になった出生前検査・診断に関する会告を策定する方針を決めた。これは、1988年に定めた先天異常の胎児診断に関する会告が、現在の医療水準に比べ遅れているためで、妊婦の血液を採取して、胎児がダウン症かどうかを調べる「母体血清マーカー検査」など88年以降に普及した出生前検査を取り込む形で、今回新しい会告をまとめることにした。

 この日提示された会告案によると、裁判所の要請を除き、「出生前親子鑑定」のような医療目的でない遺伝子検査については、行わないとした。出生前親子鑑定は生まれてくる前に、胎児の細胞を含む羊水を採取し、DNAをもとに父親が誰かを調べる技術。

長野牧場でヤギのお灸治療講習会

kt070222fti0900080000221.jpg熱い? 気持ちいい?

 佐久市新子田の家畜改良センター長野牧場で22日、ヤギのお灸(きゅう)治療講習会があった。家畜の不妊などに対し、薬に代わる安価な治療法として注目され、牛や豚で実践例があるが、ヤギに試すのは初めてという。お灸をされている間、ヤギは鳴きもせず、おとなしくしていた。

 家畜のお灸治療で第一人者という福岡県久留米市の獣医師保坂虎重さん(69)が、県内外の獣医師ら14人に方法や効果を講義。実演では同牧場のヤギを使い、胃腸などのツボという腰と脊柱(せきちゅう)沿い6カ所に土台の白みそを塗り、直径3センチほどに丸めたもぐさを載せて燃やした。

 同牧場は青年海外協力隊の研修を受け入れている。発展途上国で多く飼われているヤギの繁殖障害や食欲不振を治す際、現地にはワクチンや薬など物資が少ないため、お灸を今後の研修や指導に生かそうと企画した。

 お灸をされながらヤギは尿やふんもした。保坂さんは「牛や豚でも見られ、新陳代謝が良くなっている証拠。ヤギにも効果があるのではないか」と話していた。
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3センチですよ、3センチ(^^;

出産3カ月で復帰戦

 昨年11月、第1子が誕生したばかりの女子プロレスラー、ジャガー横田(45)が3月11日、出産後初の試合にのぞむ。デビュー30周年記念大会(ホテルラフォーレ東京)で、最近はママさんタレントとしての活躍も目立つが、レスラー魂はまだまだ健在だ。
 ジャガーは6人タッグマッチと、計30人が参加するバトルロイヤル形式の試合に出場する。「産後というのは意識していない。リングの上ではジャガー横田。家族のことは忘れて試合に臨む」と力を込めた。

 待望の長男大維志くんを授かってから3カ月。今は基本の受け身とブリッジから、体を作り直しているという。

 年齢的に早期復帰は異例にも思えるが、夫で医師の木下博勝さんは「ジャガーの中でプロレスが占める割合は99%。それを取り上げるのは死ねというのも同然。心配がないと言えばうそだが、華麗にやってくれるでしょう」。当日はリングドクターとして妻をサポートする。

 他の参加選手も30周年にふさわしい豪華な顔ぶれだ。アジャ・コング、豊田真奈美、ダンプ松本ら一線級のレスラーに加え、ジャガーの同期で往年の人気選手ミミ萩原の参戦も話題だ。

 団体の分裂など、人気低迷が続く女子プロレス界で、これだけの選手が集まるのもジャガーの存在感が大きいからだ。アジャ・コングは「女子プロレスが氷河期の中、ジャガーさんの活躍は励み。今も背中を追いかけている」と言う。

 ジャガーが復帰戦で背負うのは、プロレス界だけではない。42歳で結婚。「妊娠の可能性は数%」と言われながらも、あきらめずに不妊治療に取り組み、44歳で自然妊娠、45歳で出産したエピソードは、多くの人を勇気づけた。

 木下さんは「自分たちは奇跡を与えてもらった。これで終わりではなく、不妊への偏見や、精神的苦痛を取り除くのが我々の使命」と話す。

 ジャガーの思いも同じだ。「不妊治療もそうだったけど、年齢のことを考えてはだめ。プロレスは家族同様に大切なもの。一つのことを一生懸命やっている姿を見て欲しい」
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