熱い? 気持ちいい?
佐久市新子田の家畜改良センター長野牧場で22日、ヤギのお灸(きゅう)治療講習会があった。家畜の不妊などに対し、薬に代わる安価な治療法として注目され、牛や豚で実践例があるが、ヤギに試すのは初めてという。お灸をされている間、ヤギは鳴きもせず、おとなしくしていた。
家畜のお灸治療で第一人者という福岡県久留米市の獣医師保坂虎重さん(69)が、県内外の獣医師ら14人に方法や効果を講義。実演では同牧場のヤギを使い、胃腸などのツボという腰と脊柱(せきちゅう)沿い6カ所に土台の白みそを塗り、直径3センチほどに丸めたもぐさを載せて燃やした。
同牧場は青年海外協力隊の研修を受け入れている。発展途上国で多く飼われているヤギの繁殖障害や食欲不振を治す際、現地にはワクチンや薬など物資が少ないため、お灸を今後の研修や指導に生かそうと企画した。
お灸をされながらヤギは尿やふんもした。保坂さんは「牛や豚でも見られ、新陳代謝が良くなっている証拠。ヤギにも効果があるのではないか」と話していた。
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3センチですよ、3センチ(^^;
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