心の病、2年連続で最多 労災申請1181人

 対人関係のトラブルや過労から、うつ病などの精神疾患にかかり、2010年度に労災申請した人は前年度より45人増の1181人で、2年続けて過去最多だったことが14日、厚生労働省のまとめで分かった。労災認定された人も74人増えて308人で過去最多。

 同省職業病認定対策室は「職場でのストレスが増大しており、特に人間関係の摩擦が増えている」と分析している。

 厚労省によると、精神疾患による労災申請の多い業種は社会福祉・介護が85人、医療84人、情報サービス59人の順で、認定数も同じ傾向。

卵巣がん検診、効果なし?

 卵巣がん検診を受けても死亡率減少につながらず、かえって不必要な治療につながる可能性がありそうだ。米国立がん研究所などが8日付の米医師会雑誌(JAMA)で発表した。

 卵巣がんは早期の段階で症状が現れないため発見が難しい。検診の有効性についての研究結果が待たれていた。チームは1993年から2001年の間、55?74歳の女性約7万8千人を、がん検診を受ける人と受けない人に分け、最長13年間追跡した。検診は腫瘍(しゅよう)マーカーの値の測定を6年間、膣(ちつ)から超音波で診る方法を4年間続けた。

 その結果、卵巣がんで亡くなった人は、検診を受けた人が118人、受けなかった人が100人で統計的な有意差はなかった。疑陽性も含め、受けた人の方が卵巣摘出術を受けた割合は高く、過剰な治療につながっていた。

不妊患者数

今現在、不妊症状で来られてる患者数は約35名です。たまに来院される人も入れると約45名。
そのうち男性はわずかで12名に留まっています。
上記のうち数名が妊娠中です。

先月は4人妊娠、2人出産しました。

「妊婦健診の未受診は虐待リスクが高い」大阪産婦人科医会が報告書

 妊婦健診をほとんど受けずに出産するケースについて、平成22年の大阪府内の状況を調査した大阪産婦人科医会が「乳幼児虐待につながるリスクが高い」とする報告書をまとめ、9日発表した。未受診を胎児に対する虐待ととらえる一方、未受診の女性自身が虐待や家庭内暴力の被害者だったケースも多いといい、同医会は児童相談所の迅速な介入を求めている。

 調査は、大阪府内で分娩を取り扱う約160施設を対象に実施。妊婦健診の受診回数が3回以下か、最終受診から3カ月以上受診していなかった22年中の未受診妊婦148人のケースを調べた。妊婦の年齢は15歳〜44歳で、平均28・6歳、未成年は22人で、40%が初産、69%が未婚だった。

 調査の結果、子供の26%は低体重で生まれ、27%は何らかの合併症で新生児集中治療室に入院。死産も4例あった。適切な健診や医療で防げたケースもあり、報告書は未受診を「胎児虐待」と捉えるべきと指摘している。

 また、児童虐待を受けて育った妊婦が7人、家庭内暴力の被害者という妊婦が8人いた。妊婦の96%、パートナーの82%は無職か非正規雇用で、生活保護受給率は38%に達した。11人に精神疾患があり、7人が薬物依存症だった。こうした未受診妊婦の家庭・成育環境は、児童虐待が起こる家庭と類似しているという。

 妊婦健診は、出産までに14回程度受けることが望ましいとされる。

放射性物質を体外に排出する薬剤、7月承認へ

 プルトニウムなどの放射性物質を吸い込んだ患者に使う薬剤2種類を、厚生労働省が7月に承認する見通しとなった。

 「ジトリペンタートカル」と「アエントリペンタート」(いずれも商品名)で、点滴すると、プルトニウムやアメリシウムなどの放射性物質を吸着し、尿を通じて体外に排出させる。

 同省は昨年5月、原発事故や放射能テロが起きた場合に必要性が高い薬剤だとして、製薬会社の日本メジフィジックス社に開発を要請。今年1月には審査機関に対し、迅速審査を通知していた。