27年を振り返ってみて

今年度も始まりました。

さて、ここを開業して27年になります。ニモも27歳。(笑)
2008年までは妊活以外の治療が主でしたが、それ以降、急に40歳以上の妊活の方々が増えだしてきました。体外受精が失敗される人が増えまして妊娠されない人が増えてきまして勉強せざるを得ませんでした。
病院がどのようなシステムでやっているのか勉強してみて愕然としました。(壊れている受精卵を戻しているため)これはできないな!と、それから病院との兼ね合い(薬を使用する)で、どうしたらできるのかと勉強しました。薬の副作用を制すると、できることがわかり、そのためには薬に負けない肝臓を作るのだと!幸い私は肝炎も肝硬変も治せたので意外とすんなり行けました。そして不育症の方も沢山来院されるようになり、それも勉強したところ、ヘモグロビンと血糖値だと気がつきました。2013年くらいまでは順調に妊娠していました。それが2015年辺りから男性不妊が増えてきたのです、それも糖尿病がらみの難治性のものです、それも食事の勉強で解決できていますが、男性のやる気に左右されますので妊娠率は下がりました。でも最近になりそれもクリア出来るようになり妊娠率は以前のように戻りました。免疫系(ACA,ANA)の方々も増えてきまして、それも解決できました。

27年でわかったことは、

○内膜は何mmでも妊娠する。
○高齢な卵子も復活する。
○感染症からくる切迫も一回で治る。
○前前置胎盤も治る。
○49歳までは出来ることがわかった。
○抗体(ACA,ANA)が高い人もできるようになった。

コロナが早期に収束し、心置きなく妊活ができますようお祈りしています。

一人を除いて全員妊娠

去年、うちで妊活を始められた方で、一人を除いて全員妊娠しました。と言うことが統計をとってわかりました(笑)
その一人の方も、アクティブに来院されていないのですが、もうすぐ妊娠します。
もう、6年前から治療方法を確立してから、やっとここまで来ました。
患者様、皆様に感謝申し上げます。m(__)m

でも、不妊の原因の把握は98%していますが、あと残りの2%が完成すれば次のステージに参りたいと思います。

妊娠糖尿病を発症した女性は2型糖尿病の発症リスクが10倍

南オーストラリア大学(オーストラリア)の研究チームは、同大学プレリリースを通じて、妊娠糖尿病を発症した女性は、2型糖尿病の発症リスクが10倍になるといわれるが、実際のところ、2型糖尿病ハイリスク群であることを認識していた女性は三分の一であったと発表した。

これまで、妊娠糖尿病の既往歴がある女性は、2型糖尿病の発症リスクが高まることは立証されている。
同大学は、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(アイルランド)と共に、妊娠糖尿病の既往歴があるオーストラリア人女性429人を対象に、2型糖尿病に対する知覚リスク(不安・懸念)、減量のための潜在的な障壁、健康な体重を維持するために効果的な方法を検証した。
結果、妊娠糖尿病を発症したことがある女性は、2型糖尿病ハイリスク群であるにも関わらず、リスクを認識している女性は三分の一のみであった。75%の女性は過剰体重であると理解していたが、糖尿病リスクが高いとの認識にはつながらなかったという。
研究チームは、妊娠糖尿病の既往歴がある場合、自分が2型糖尿病ハイリスク群であると認識することが不可欠であり、同時に発症予防が重要であると強調する。

https://www.unisa.edu.au/Media-Centre/Releases/2021/type-2-diabetes-an-unknown-danger-for-women-with-gestational-diabetes/

44歳以上の出産率60%

44歳以上の出産率60%は世界一かも知れません。
実は体外受精の44歳の出産率は2%しかありません、それは置いといて、うちの出来ていない40%はなぜできないのでしょうか?理由は全部把握しています、精子が高血糖で壊れているのと、奥様のもうちょっとのやる気です。これらが上手く行けば100%もあり得ます。
全年齢で妊娠できる理由は98%把握しています、私の目標もあと2%で終わりなんです。

因みに出産率は高年齢に比例します。だから40歳の出産率は90%以上あります。

ですが、出来ない40%の人達は何故できないのでしょうか?
それはほとんど、精子の高血糖なのです。血糖が低い場合、50歳でも出来ると思います。

妊娠中の女性の適切な体重増加量について従来より3キロ多い12から15キロを目安に体重を増やす

読売新聞によると、

 妊娠中の女性の適切な体重増加量について、厚生労働省は、目安を引き上げる方針を固めた。若い女性のやせ傾向で低出生体重児の割合が高まるなど、厳格な体重管理の課題が指摘されたためで、妊娠前にやせ形の体格の場合、従来より3キロ多い12〜15キロを目安に体重を増やすよう促す。来月にも、妊産婦が食生活の参考とする指針を改定し、新たな目安を示す。
 妊娠中の体重の目安は、厚労省が2006年に策定した「妊産婦のための食生活指針」で示され、産婦人科医らによる体重管理の指導に使われてきた。関連学会などから、妊婦の体重が適切に増えない場合、胎児の発育に影響が大きいとする新たな知見が得られたことを踏まえ、策定以来初めて見直しを決めた。
 新たな増加量の目安は、妊娠前の体格指数(BMI)が25未満の「やせ形」と「普通」の人で従来の7〜12キロから10〜15キロに引き上げた。上限を5キロとする体重管理は、BMI30以上の「肥満」の人に限定した。
 日本は2500グラム未満の低出生体重児が生まれる割合が約1割と高い水準にある。18年のデータによると、経済協力開発機構(OECD)加盟国でも、ギリシャに次いで2番目に高い。出生体重が低い赤ちゃんは、成長後に糖尿病や高血圧のリスクが高まるとの報告がある。
 母子愛育会総合母子保健センター(東京)の中林正雄所長は「妊娠中もバランスよく栄養を取り、体重を増やすことが母子の健康のために大切だ。妊娠を希望する女性は、妊娠前から食生活を見直しておくことが望ましい」としている。