はしかの患者報告数が、大型連休明けの5月9-15日の週は28人で、前週の14人から大きく増加したことが24日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめ(速報値)で分かった。
都道府県別に見ると、東京が12人で最も多く、次いで埼玉、千葉、神奈川が各3人と、関東地方が4分の3を占めた。このほか、宮城、石川、愛知、兵庫、広島、愛媛、福岡が各1人だった。
この週までの累積の報告数は230人。都道府県別では、最多の東京が103人で4割以上を占め、以下は神奈川(24人)、広島(20人)、埼玉と千葉(各12人)などと続いている。
年齢別では、1-4歳が52人で最も多く、以下は20歳代が47人、30歳代が34人、10-14歳が24人などと続いた。
なお、同センターは前週の速報値を15人と公表していたが、14人に修正している。