2026.4.20 多くの不妊治療専門医は、子宮内膜(受精卵を支える子宮内膜の内側の組織層)が薄いと、胚の着床を妨げる可能性があると長年考えてきた。そのため、米国では子宮内膜が薄い患者の場合、子宮内膜が厚くなるまで体外受精(IVF)の手順が延期されることが多い。
しかし、子宮内膜が薄いことは、妊娠の成功率に大きな影響を与えない可能性がある、と医学誌「Human Reproduction」に掲載された新しい研究が明らかにした。
この研究では、世界中の25の不妊治療センターから得られたデータを分析した。その結果、多くの患者において、子宮内膜が薄いことは生児出産の可能性の低下とは関連していないことがわかった。
「不妊治療の道のりは非常に困難で、心身ともに消耗する経験です」と、主任研究者であり、イェール大学医学部産婦人科・生殖科学教授のエムレ・セリ医師は述べています。「私たちの研究は重要です。なぜなら、患者さんは妊娠が成功する可能性を知りたいと思っており、もし何らかの障害がある場合、それがどれほど深刻なものなのかを知りたいからです。」
子宮内膜が薄いことは、通常、着床を妨げるものではない。
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