北ミドルセックス病院(イギリス・ロンドン)の研究チームは、1時間に2回の性行為により、男性の生殖能力は3倍になり、妊娠確率は高まると報告した。
バーミンガム大学のジャクソン・カークマン・ブラウン(Jackson Kirkman-Brown)博士は、精子が新鮮である程、精子の質も高くなり、妊娠確率は高まると述べている。
今もなお、迷信的に、子作りの為に禁欲することにより精子数は増え、精子濃度は濃くなり、妊娠の可能性は増すと信じられている。しかしながら、禁欲は精子の質を下げ、妊娠の可能性を低めるという。
研究チームは、子宮内人工授精(IUI)を受けるカップル73組を対象に、精液の採取方法と人工授精の成功率に関する調査を目的とした臨床試験を行った(子宮内精子注入法(IUI):人工授精において精液を子宮内へ直接注入する方法)。
通常通りに採取した精液を子宮に注入した場合、人工授精の成功率は6%であるという。一方、1時間以内に精液を2回採取し、2回目の精液を子宮に注入した場合、人工授精の成功率は20%になった。
そのうち、15人の女性は人工授精1回目にて、10人の女性は人工授精2回目にて妊娠に至ったという。
また、2回目に採取した精液により体外受精を行ったところ、成功率は24%となった。
http://www.healthnewsline.net/having-sex-twice-an-hour-may-triple-mens-fertility-study/2534078/
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