膵腎移植の40代女性出産 脳死臓器提供で国内初

 脳死患者から2007年に膵臓と腎臓を提供され、移植を受けた大阪府の40代女性が13日、大阪大病院(大阪府吹田市)で男児を出産した。同病院は、脳死による臓器提供を受けた女性が出産するのは国内で初めてとしている。

 同病院によると、母子ともに元気で、女性は「ドナー(提供者)の方やご家族に感謝している。脳死臓器移植がなかったら新しい生命の誕生に至らなかった」とコメントしている。

 女性は1型糖尿病を患い、同病院で臓器移植を受けた。移植後「妊娠したい」と同病院に相談、今回は2度目の妊娠だった。

生後14カ月で「日本語耳」

日本人が外国語の音の聞き分けが苦手な原因の一つとされる「日本語耳」を、生後14カ月の赤ちゃんが獲得しているとの研究結果を、理化学研究所とフランスの研究チームが12日までにまとめた。

 日本語の音韻体系がこの時期には既に身に付いていることを示すもので、どのようにして母国語を習得するかの理解や、音韻が大きく異なる外国語の習得法開発につながるのではないかという。

 日本語は母音だけか、子音と母音を組み合わせており、子音の連続はない。このため日本人は母音がない外国語を聞くと、日本語に合うように「う」や「お」の母音を挿入し、日本語に「修復」して聞く。これが「日本語耳」で、発音も修復したものになるとみられている。

 研究では、日本とフランスの生後8カ月と14カ月の乳幼児各24人(計96人)に、子音の連続語や、子音と母音の組み合わせ語を聞かせたところ、生後14カ月では日本の赤ちゃんだけが区別できなくなった。

畜産農場で生み出される多剤耐性菌

米国の畜産農場が多剤耐性菌の温床になっている。
畜産では低用量の抗生物質が「成長補助および感染予防手段」という本来とは異なる目的で使用されているという。低用量の抗生物質を使用すると疾病の原因を断つどころか、より強い菌を生みだしてしまう。家畜の数は人口よりも遥かに多く、このため耐性菌が生まれる確率は高い。発生した耐性菌は家畜だけでなく、周囲の環境へと感染を広げる恐れも多いにある。

米国では「畜産業において『非治療的目的での使用』が認められている 7 種の抗生物質の家畜への使用を段階的に廃止する」という法案がまとめられているとのこと。この法案では製造業者に畜産用の抗生物質の販売量および申請された使用用途の報告義務も盛り込まれている。

残念ながら、この法案は実現に向けた動きがある訳ではないという。ただし EU では食用動物への抗生物質の使用を禁止し、その他の抗生物質の使用を全て監視するという法案が可決しており、将来的には米国でも実現が期待されているそうだ。

じゃ日本はどうなの?