毎日射精している男性のほうが、そうでない男性よりも DNA損傷が少ない「質の良い」精子になることが分かったそうだ
オーストラリアの体外受精研究機関、シドニー IVFの David Greening博士は毎日の射精が精子の質に及ぼす影響を実験したとのこと。実験では精子の質があまり良くないとされる、118名の被験者を対象に実験前の精子の DNAダメージ指数(DFI:DNA Fragmentation Index)を検査し、その後1週間毎日射精してもらった。その結果、81%の男性では DFIが12%減少したが、残りの19%では10%増加するという入り混じった結果となったそうだ。しかし全体の DFI平均値は26%となり、多くの被験者の精子の質が「良い」と分類できるレベルに向上したとのこと。
この精子の質の向上が理論上は妊娠の確率を高めるとのことで、博士曰く、排卵日の1週間前から毎日性交渉を行うのが良いと考えられるとのことだ。
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