「磁気活水器」で注意喚起

 国民生活センターは20日、発がん性が疑われている化学物質のトリハロメタンや塩素の除去機能を持つと宣伝、販売されている「磁気活水器」6機種について、そうした機能は認められなかったと発表した。
 テスト対象機種はインターネットなどで、水道管や蛇口に取り付けるだけで水道水中のトリハロメタンや塩素を除去すると宣伝していた。しかしテストの結果、6機種すべてでこれらの物質の除去効果は認められなかった。このため同センターは消費者へ注意を呼び掛ける一方、「消費者に誤認を招く表示」があるとして、公正取引委員会に排除命令などの措置を取るよう要望した。

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