asahi.comによると
実施した「HORACグランフロント大阪クリニック」(大阪市)によると、27〜46歳の女性53人から卵巣の組織を採取し、含まれる細胞からミトコンドリアを抽出。本人の卵子に精子とともに注入し、子宮に戻した。血液検査で妊娠と判定したのが19人、うち8人が出産し、双子2組を含む10人が生まれた。
2回以上体外受精を行っても受精卵の発育が悪く、妊娠しなかった女性を対象にした。森本義晴院長はエネルギーのもとを作るミトコンドリアを増やし、卵子の質を改善するのが狙いと説明、「妊娠したのはミトコンドリア移植の効果だ」と主張する。現時点で生まれた子の発育状況などに問題はなく、5歳ごろまで調べる予定という。治療費は体外受精も含め1人約150万円で患者が負担した。