「ビスフェノール A」、カナダで有毒物質認定される

カナダ政府は、プラスチックの原料や缶詰の内側の塗装材に使われている樹脂などに含まれている「ビスフェノールA (BPA)」を有毒な化学物質であると認定した。今後は規制措置を強化していくという 。

BPA は内分泌かく乱化学物質 (いわゆる環境ホルモン) として、人体に悪影響を及ぼす恐れがあると指摘されている。カナダ政府は 2 年前、幼児や子供用の飲料ボトルへのこの物質の使用廃止を決定している。今回 BPA が有毒物質と認定されたことで特定製品への BPA 使用規制がさらに容易になるとのこと。

とはいえ、いきなり BPA の使用が禁止されることはなく、まずは工場から排出される BPA の量の規制から始めるとのことだ。

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