科学的根拠

東洋医学に科学的根拠があれば良いにこしたことはありません。
しかし、いまの科学では1割も解明できていません。科学的根拠があるものもあります。
例えば、脳内の血流をモニターしながらツボに鍼をうつと、脳内血流がアップするのがよく分かります。
たとえ1個のツボでもです、脳内の血流が良くなれば、認知症の予防になります。
脳梗塞の予防にもなります。また、血流がアップするということは色々な病気の予防にも繋がります。
未病(病気の前段階)の場合、重症になる前の段階で防ぐことも出来ます。

科学的根拠が無いからといって信用しないのは本末転倒な気がします。
本来、伝統医学(東洋医学)は経験医学で必要としないものは捨てられてきたはずです。
なので、現代医学では分からないことも伝統医学では分かってしまうことも多々あります。
現代医学だけでは駄目だし、伝統医学だけでも駄目と思います。
その両方の医学を融合してこそ本当の医学と思います。

私は患者さんを診るとき、まず現代医学で判断します、それに伝統医学を照らしあわせます。
そうすることにより伝統医学を現代医学に置き換えることもできます。
ツボってなんなのか?とか、経絡とは?とかは最新の機械で判断できます。
もし信用していない人が居ればそれはそういうことを知らないか、知ろうとしないか、と思います。
勉強不足の場合が殆どなのです。

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