岡山県内で新たに3市町で採血器具の使い回し判明

採血器具の使い回し問題で、岡山県は4日、井原市井原町の小田病院、和気町田賀のつるの里クリニックの2医療機関と、吉備中央町の健康教室で不適切な使用があったと発表した。いずれも針は交換していたが、器具本体をアルコール消毒して再利用していた。3カ所の対象患者ら計約160人の健康被害は報告されていないが、今後、血液検査を行う方針。

 県内では、西粟倉村国民健康保険診療所(同村影石)でも同様の使い回しが判明。県は16日を回答期限に、病院や社会福祉施設など約1900カ所を対象に実態調査を行う。

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