卵巣から分泌される女性ホルモンが生殖系の脳神経細胞で起こる化学変化を促したり抑制したりすることによって、排卵を制御する仕組みを、名古屋大学大学院の束村博子准教授(神経内分泌学)らの研究グループがマウスの実験で発見した。研究成果は10日、米科学アカデミー紀要電子版に発表された。
この発見は、ヒトや動物の排卵障害の治療法の糸口となり、根本的な不妊治療の技術開発も期待できるという。
卵巣から分泌される女性ホルモンが生殖系の脳神経細胞で起こる化学変化を促したり抑制したりすることによって、排卵を制御する仕組みを、名古屋大学大学院の束村博子准教授(神経内分泌学)らの研究グループがマウスの実験で発見した。研究成果は10日、米科学アカデミー紀要電子版に発表された。
この発見は、ヒトや動物の排卵障害の治療法の糸口となり、根本的な不妊治療の技術開発も期待できるという。