肥満の友人と付き合っている人は太る?

26日付の米紙ワシントン・ポスト(早版)によると、肥満の友人と付き合っている人はそうではない人に比べ、2?4年先に自分も肥満になるリスクが最大171%上昇するとの調査結果を、米ハーバード大医学部の研究チームがまとめた。
 調査は1971年から2003年までの32年間にわたって、全米の約1万2000人の成人を対象に行われた。その結果に統計処理を施したところ、配偶者が肥満である場合、2?4年以内に自分も肥満になる確率は37%、兄弟が肥満の場合は40%高まると算定された。友人が肥満の場合、親しさの度合いをどう思っているかによって幅が出るものの、57?171%という高い確率がはじき出された。肥満の友人が遠隔地に住んでいても、自分が肥満になるリスクは高まるという。 

寄生虫、子犬0.7%

子犬1000匹のうち7匹は人に感染する寄生虫を宿しています??。共済制度「どうぶつ健保」の運営業者「アニコムクラブ」(東京都新宿区)がこんな調査結果をまとめ、愛犬家に注意を呼び掛けている。

 01年1月?05年3月に同健保に加入した犬のうち、成犬より寄生虫に弱いとされる生後約1年までの子犬13万匹余を調査。寄生虫症は3928匹で、うち916匹から、回虫やサナダムシなど人に感染する寄生虫が見つかった。

 犬から人へは経口感染がほとんど。広報担当者は「食べ物の口移しが一番危険です」。

炎症性因子が男性不妊を誘発

炎症の最終過程で体内に残存する物質が、男性不妊の原因にもなることが米Feinstein 医学研究所(ニューヨーク州)の研究で明らかになった。研究チームは、不妊男性から採取した精液サンプル中に「マクロファージ遊走阻止因子(MIF)」の異常な数値を同定、このことが男性不妊の検査や男性避妊薬の開発につながると説明している。

 炎症は、敗血症(血液感染症)などの感染症、関節リウマチ(RA)などの自己免疫疾患、糖尿病や心疾患などの慢性疾患により引き起こされるが、こうした状況下では、MIFの数値が高く、組織損傷につながるケースもある。

 研究では、数日間禁欲後の生殖可能な男性27人、不妊男性68人の精液を分析した結果、不妊男性ではMIFレベルが低すぎるか、もしくは高すぎるかであった。正常レベルのMIFは、卵子との結合ができるように精子の成熟を助ける。健常な精子が入ったペトリ皿(細菌培養に用いる底の浅い皿)にMIFを加えると、精子数の減少および運動性が低下した。

 米疾病管理予防センター(CDC)によると、現在米国には210万組の不妊カップルがおり、そのうち40%は男性側に原因があるという。今回の研究結果は、米医学誌「Molecular Medicine」3/4月号に掲載されている。