妊娠中の感染に注意!!

妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに、障害が出るおそれがある病気の患者会が設立された。
患者会の顧問を務める長崎大学小児科の森内浩幸教授が、感染して障害が出る子どもの数は、推計で、トキソプラズマが、毎年数百人、サイトメガロウイルスは、およそ1000人と報告している。
患者会の代表の渡邊智美さんは、「この母子感染については、母子手帳に書いていないし、国も注意を呼びかけていない。知らずに感染して、悲しむ人が減るよう啓発していきたい」と話しています。
ホームページのアドレスは、http://toxo-cmv.org/です。

妊娠時 寄生虫 “トキソプラズマ”の危険

妊婦さん注意!サイトメガロウイルス

RSウイルス流行

朝日新聞によると
 赤ちゃんの肺炎や気管支炎の原因になるRSウイルス感染症が流行し始めている。この時期の患者数としては調査を始めた2003年以降最多。例年は秋から冬にかけて流行のピークを迎えるが、すでに11月並みの流行規模で、専門家は注意を呼びかけている。
 RSウイルス感染症は2歳までにほぼすべての赤ちゃんがかかる。症状は発熱やせきなど一般的な風邪と同じで、大人は軽症で治ることが多いが、早産の赤ちゃんや心臓や肺に病気がある赤ちゃんが感染すると、重症化して入院が必要になることもある。
 国立感染症研究所感染症情報センターによると、全国の指定医療機関から報告された患者数は最新1週間(8月27日?9月2日)に1998人。この時期では最多だった昨年の1242人を上回った。1歳以下が76%を占め、福岡、東京、大阪の都心部のほか宮崎や鹿児島などで増加が目立つ。