日本経済新聞によると
不妊治療の専門医らでつくる日本生殖医学会(岡村均理事長)は16日、都内で理事会を開き、不妊治療で体外受精した受精卵を子宮に戻す数について、患者の年齢などに応じて1―3個に制限する方針を決めた。双子以上の多胎妊娠を防ぎ、母体と胎児の安全性を高めるのが狙い。
多胎妊娠は合併症のほか、未熟児や早産になるリスクが高まる。出産時にも大量出血などが起きやすい。理事会は患者の年齢と治療回数、受精卵の成長段階に応じて子宮に戻す数を規定。35歳未満で1回目の治療では原則1個、35歳未満の2回目以降の治療と35歳以上40歳未満は同2個以下、40歳以上で3個以内とした。
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