砂糖はたばこ・酒と同じ「毒」

「砂糖は毒」として、米国の小児科医らがたばこや酒のように税を課すべきだとの意見を2日付の英科学誌ネイチャーに発表、砂糖や飲料の業界が一斉に反論する事態になっている。

 世界中で増加する糖尿病や心臓病の原因について、カリフォルニア大学のラスティグ教授らは、肥満だけでなく「この50年間で砂糖の消費量が3倍増えた」として「砂糖の消費と関係している」と主張。過剰摂取による肝臓への毒性や依存性、その結果もたらされる社会への悪影響を挙げ「たばこや酒と共通している」と指摘した。安くて味がよくなるため、「製造業者に添加量を減らす動機付けがない」として、ジュースや菓子に添加される砂糖への課税や子どもへの販売制限などを提案した。実際、食品に含まれる飽和脂肪酸への課税を昨年導入したデンマークが、砂糖に対する課税を検討しているという。

 これに対し、米砂糖協会は統計の取り方に問題があるとして「非科学的で無責任」と反論。「肥満は食べ過ぎと運動不足が原因で砂糖だけを問題視するのは間違い」と訴え、「健康になることは楽しみを奪うことではない」という子ども向けに食育活動を展開しているミシェル・オバマ大統領夫人の言葉を紹介した。

2回の治療で授かった。

患者さんのメールから引用

診て頂いた時に先生から、「あまり問題はないよ、気の持ちようだ。深く考えないように。漢方はあなたには効かない。」などのお言葉を頂きました。
その時、ハッとして、自分のなかで何かが変わったような気がしました。
漢方もやめました。

妊娠するまでの1年間、不妊治療や漢方などを続けても授からずにいたのに、
診て頂いた次の周期に授かることができたので、先生のお陰だと感じています。

一言お礼を申し上げたく、メールさせて頂きました。

すばらしいです!私の言ってることを最初から理解され実行に移された方の言葉は凄い。
いつもそう、
2ヶ月目で授かる人は最初から私の言ってることがわかってらっしゃいます。
ここです!違いは。
皆さんも頑張りましょう。

無償で精子ドナー、米当局が停止求めて警告

子どもが欲しいができないカップルに、無償で自分の精子を提供している米カリフォルニア(California)州在住の男性が、米規制当局から聴取に応じるよう求められている。

「不妊に悩む夫婦と、女性同士の同性カップル」に精子を無償提供しているトレント・アーセノート(Trent Arsenault)さん(36)が、米食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)の調査対象となったのは2009年。翌年FDAはアーセノートさんに提供停止を求める警告状を発行したが、その後も提供は続けられ、これまでに計14人の子どもが誕生し、現在も何人かが胎内にいる状態だという。

 聴取の日程についてはまだ、何も聞いていないというアーセノートさんは「子どものいないカップルからは山のようにメールが来ているので、(提供を)続けたい。みんな、精子バンクは高すぎると言っている」と語った。

 アーセノートさんは自分のウェブサイトで「髪はブロンド、目はブラウン。シリコンバレー(Silicon Valley)で働く技術者」「ルーツは半分がドイツ、アイルランドとフランス4分の1ずつ。8歳になるまでに耳で覚えてピアノを弾くようになり、スペイン語と英語を話し、米海軍兵学校(US Naval Academy)でエンジニアリングを学んだ」と自己紹介している。サイトからリンクをたどると、提供者としての免責事項と子どもとの面会権を放棄する旨が書かれている。

■コスト高い登録バンク、無償提供には感染症の危険も

 FDAではこの件については調査中としてコメントを控えているが、精子提供者は性感染症について、リスク要因も含めた審査を受けなければいけないと規制している。

 アーセノートさんのサイトにはHIV、クラミジア、淋病、A・B・C型肝炎、ヘルペスに陰性だったことを示す検査結果が掲載されているが、その精子サンプルについては、「伝染性物質の検査は行われていません。注意:被提供者に感染症リスクがあることをアドバイスしてください」との注記が記されている。

 バージニア州の精子バンク、フェアファックス・クライオバンク(Fairfax Cryobank)の広報担当トリナ・レオナード(Trina Leonard)氏によると、無償の精子提供を利用する人は数百ドルを節約しているかもしれないが、非常に高いリスクを負っていると警告する。「信頼できる精子バンクでは非常に多くの試験や予防策を行っている。(それに比べ)無償の精子提供を利用するのは、出会ったばかりの相手と子どもを作るとか、初めてデートした相手と無防備なセックスをするようなもの。クレイジーだ」

 同氏によると、無償で精子を提供しているドナーのうち、公式な精子バンクの審査に通るのはわずか1〜2%しかいないという。

 登録された精子バンクの利用には一般的に1回200〜675ドル(約1万5000〜5万2000円)かかる。フェアファックス・クライオバンクの場合、審査に通るドナーは希望者の1〜2%のみと厳選されており、ドナー側には1回の提供につき通常100〜150ドル(約7600〜1万1500円)の報酬が支払われているという。

 一方でアーセノートさんのサイトには、精子を無償提供している動機を書いた十か条がある。その中には「コミュニティに対するボランティア精神」、「女性に対する敬意、神に対する信仰、そして商業的な精子バンクで儲けようとする強力な企業たちへの抵抗」などが挙げられている。

「幼なじみの1人は、両親が何年間も子どもを作ろうと頑張った末にできた1人っ子だった。子どもを持とうとして奮闘する家族たちをトレントは直接、見聞きして知っている。その助けになることができればと願っている」とアーセノートさんは記している。